弁財天

ゴフマン「専門家を信じるのではなく、自分自身で考えて判断せよ」

千鳥格子パターンに使用済み燃料集合体を配置する知恵 update6

原子炉級プルトニウムはMOXに適さない。 使用してもないMOX燃料がキノコ雲を上げて吹き飛んだのは兵器級プルトニウムのMOX燃料だったからだな。

当初オープンラックだったが、核燃料サイクルが失敗し収納場所がなくなった。しかたがないので収納型に変えたのが不幸のはじまりだった。

大飯原発3号機と4号機で使用済み燃料プール(ピット)の間隔を36.5cm→28cmに狭めて 収納量を974本→2129本に増強したのは平成12年(2000年)。 4ページを参照。


冷却機能喪失時に熱が篭らないようにNRCは 1x4パターン配置を推奨
Sandia Report/Mitigation of Spent Fuel Pool Loss of Coolant - NRC ML120970086


フクイチ4号機の使用済み燃料プールの温度分布
5/26/2011-Meeting Minutes, Meeting Presentation & Meeting Summary of the ACRS Fukushima Subcommittee on the Events at the Fukushima Site. ML11215A053 196/218ページ

ふーん。使用済み燃料の熱量とプールの容量から蒸発して減っていく水位を予測できるんだね。

フクイチ4号機の燃料棒の配置は1x4パターンのような知見が東電になかったことを示している。
津波と地震による冷却機能喪失時に熱が篭りプールが沸騰蒸発炎上した。
5年以上経過した使用済み燃料はドライキャスクに移動してプールの隙間を作り冷却機能喪失に備えなくてはならない。

March 24th, 2011 – Fukushima Daiichi Reactors Spent Fuel Pool Details – Pool Locations
核爆発した3号機プールのレイアウト発見。
3号機の使用済み燃料の管理表は100/360ページから。7列の管理表。

UnitFuelIDShutdown DateEarthquake DateCooling Duration DaysCooling Duration Years読めない
プール燃料ID停止日付地震発生日冷却日数冷却年数不明
1F3POOLF3A41986/1/103/11/20119191 25.1832920
109/360ページ参照
1F3POOLF3W12010/6/193/11/2011265 0.7347071
燃料ID(FuelID)の頭がF3なら3号機の燃料と言うことか。
302/360ページに3号機プール配置図
ML12096A069から東電に1x4パターン(千鳥格子)に配置する知恵はなかった。
2010年6月19日や2009年2月24日の新しい燃料を3号機プールに並べて配置してしまい熱が篭ってしまったのだ。

Damian,

I am working on the DOE Office of Nuclear Energy's response team, under John Kelly. Do you have
information from TEPCO on how they arranged the spent fuel in the pools before the earthquake? In particular, did they
store all the hotter fuel elements close to each other? Or did they spread them out, with older, cooler fuel assemblies
stored in between the hotter fuel assemblies? We are especially interested in the Unit 4 pool, of course.

Thank you for your help.
Pat
Patrick R. Schwab, Ph.D.
Office of Nuclear Energy
Department of Energy
301-903-8186
Room E-479 Germantown Bldg.
patrick.schwab@nuclear.energy.gov


ML12096A069の70/360ページのパトリック・R・シュワブ博士の質問
「地震の前から熱い燃料を隣合わせにプールに配置していたのか東電に確認してくれ。」

3号機プール核爆発の原因。

高浜原発3・4号機 使用済燃料プールで臨界の危険 関電認める

みなさん、美浜の会の小山です。 18日(木曜)に関電交渉を行いました。
高浜3・4号使用済燃料プールで臨界の危険があることを関電が認めました。
それを基に、福井県知事と福井県安全専門委員会宛に、昨日グリーン・アクションと ともに要望書を送りました。

この重大問題の検討を優先して、高浜3号機へのMOX装荷を認めないようという主旨です。 明日、添付資料とともに美浜の会ホームページに掲載するのでごらんください。

例えば高浜3号の貯蔵プールAエリアでは、貯蔵容量を663体から1240体にま で増やしぎゅうぎゅう詰め可能にしました。 高浜4号も同じです。 六ヶ所再処理が停滞した結果の措置です。 Aエリアだけで1炉心分157体の約8倍もの使用済燃料が貯蔵されます。 核分裂性のウランとプルトニウムで比較すると、1炉心の4~5倍だと思われます。 ここで臨界が起これば、チェルノブイリを超えるかも知れません。

バケツ1杯だけでもJCO事故だったのです。 このプールのある建屋は格納容器の外にあるため、放射能は容易に飛び出してくるで しょう。 これほど重大な問題なのに、関電と国の評価は実にずさんで勝手なものです。 関電は安全判断を米国の民間規格であるANSI/ANSを参考にして行ったと述べました。 その結果、中性子増倍率について、評価値0.977<基準値0.98 だから安全だとして います。 ところが、ANSI/ANSには関電のような評価方法は書かれていません。

その点を交渉で関電は認め、ANSI/ANSどおりならこうなるという数値を示しました。 それを基に計算すると、評価値は0.965、基準値は0.964となって不等号が逆転しま す。 つまり臨界に達する危険性があると、関電は認めたことになります。 本当は、関電の評価ではまだ不十分で、ANSI/ANSによれば実際はもっと差が開くので す。

福井県と関西の運動はいま高浜プルサーマルについて緊急の賛同署名を集めていま す。 使用済MOX燃料問題に焦点を当てています。 25日には福井県庁に出かけて手渡し、交渉を行います。 そのとき、この問題にも触れたいと思っています。 この運動で、各地のプルサーマル反対運動に連携できればと思っています。

11月21日 小山英之

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