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ゴフマン「専門家を信じるのではなく、自分自身で考えて判断せよ」

フクイチの太平洋汚染とTPP update13

露外務省:日本は福島第1原発からの放射性汚染水の太平洋への放出を禁止すべきだ © Sputnik/ Sergey Pyatakov 政治 2017年12月20日 16:55(アップデート 2017年12月20日 17:09) 短縮 URL184913
ロシア外務省のザハロワ報道官は20日、日本政府は福島第1原子力発電所事故によって発生した液体放射性廃棄物の太平洋への放出を禁止すべきであると発表した。
スプートニク日本
ザハロワ氏は「マスコミで定期的に伝えられている福島第1原子力発電所の大事故によって発生した液体放射性廃棄物を海に大量に放出するという東京電力の方針に関する報道は懸念を呼んでいる。特に2017年7月の川村隆東京電力会長の発言や、最近インディペンデントならびにジャパン・ニューズをはじめとした複数の外国の新聞が伝えた記事によって懸念が生まれている」と指摘し、「日本政府は、放射性汚染水の海への放出を禁止し、福島での大事故によって発生した廃棄物を安全に処理する方法を見つけるべきだと考える。日本にそのような技術がないのであれば、日本は国際社会に支援を求めることができるはずだ」と強調した。
またザハロワ氏は、これが「数十万トンの放射性汚染水」に関するものであることに注目し、「このような大量の放出は、太平洋の環境や水産資源に大きな損害を与える恐れがあると考えている。これは日本の漁業関係者、そしておそらく沿岸地域の住民全体にも打撃を与えるだろう」と述べた。
ロシアはまた、他の国にも損害を与える可能性があると考えている。ザハロワ氏は「放射性汚染水の放出が、ロシアや地域の他の国々の漁業の利益に悪影響を与える恐れもある」と指摘した。


どうみてもただの砂浜にメルトダウンしてしまった。23分ごろから

福島原発敷地は堤一族の土地だった(日刊ゲンダイ)

福島原発敷地は堤一族の土地だった(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/789.html
投稿者 生一本 日時 2011 年 4 月 24 日 01:35:40: ybhvt0Egn0p3o

以下、日刊ゲンダイ2011年4月23日より引用
 ニュース映像に繰り返し流れる福島第1原発の広大な敷地。面積は約350万平方㍍、東京ドーム74個分がすっぽりと収まる。戦時中は土地の大半が旧陸軍の飛行場だった。戦後のドサクサで、国有地の払い下げを受けたのが国土計画興業――後に「コクド」を名乗る西武グループの中核企業で、インサイダー事件で有罪判決を受けた堤義明氏の父・康次郎氏がトップに君臨していた。
 「1950年代後半から、東京電力は商業原発の立地候補を探していました。大量の冷却水を確保するため、候補地は沿岸部に絞られたが、東京沿岸、神奈川、千葉房総地区で広大な用地を入手するのは困難を極めた。そこで浮上したのが、福島県沿岸部にあった問題の土地だったのです」(当時を知る地元関係者)
 東電が「原発敷地に飛行場跡地を物色」との情報が流れたのは、61年9月のこと。国土計画はこの地で一時期塩田事業を行ったが、利益は上がらず、すでに遊休地と化していた。当時の東電社長で経済同友会の代表幹事を務めた木川田一隆氏は、福島県生れ。
「堤氏が広大な土地を持て余している」との情報を入手できる立場にあった。
 「康次郎氏にすれば、原発誘致の打診は渡りに船。木川田社長との密約はトントン拍子で進み、64年11月には東電が直接、国土計画所有の約99万平方㍍の土地を買い取ることで決着しました。一企業だけで原発用地の約3割を提供したのです。福島県が周辺土地の買収を始めたのは、翌月のこと。福島の原発誘致は国土計画の儲け話が元で始まったのです」(前出の地元関係者)
……濡れ手で粟のポロ儲けだが、忘れていけないのは、康次郎氏が衆院議長も経験した自民党の大物議員でもあったこと。福島原発はハナから自民党政治家の利権ありきでスタートしたのだ。
以上で引用終り

 陸軍飛行場の前をたどれば、明治時代に、沿岸部であることから土地の官民有区分で名乗り出た地主がいなかったために国有地とされたか、あるいは、薩長政府が賊軍の会津藩の土地を強引に奪ったものであろう。  そんな土地が陸軍を経て国土計画に払い下げられ、東電に売却されて、濡れ手に粟の大儲けにつながった。  本来なら、地元の農民・漁民等の利用に提供されるべき土地が、一部の特権層の大儲けに使われた結果が、この度の大量の放射性物質の流出である。そして、そのツケが税金や電気料金の形で国民全体に押し付けられようとしている。  これ以上、一部の特権層が濡れ手に粟の大儲けをする社会を許してはならない。  堤一族や渡部恒三、中曽根泰弘をはじめ、これまで、福島原発利権、原発利権で儲けてきた連中に福島原発現地で働いてもらう必要がある。それがいやというなら、少なくとも、福島原発で儲けた金を吐き出すべきである。もちろん、東電も。  国民負担を求めるのは、その後のことだ。

原発週報:7月22日〜28日 汚染水流出、東電認める /福島 毎日新聞 2013年07月30日 地方版

■福島第1原発の海側の井戸から高濃度の放射性物質が検出された問題で、東京電力は22日、井戸の地下水位と海の潮位データが同じように変動していることから「井戸はどこかで海とつながっており、放射性汚染水を含む地下水が海へ流出している」との見解を発表。海洋流出を認めた。流出量は不明という。

セシウム、原発地下道で23億ベクレル検出 福島第1  2013/7/27 12:25

福島第1原子力発電所の汚染水が海に漏れている問題で、東京電力は27日、漏洩源とみられる敷地海側のトレンチ(地下道)にたまった水から、1リットル当たり23億5千万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。事故直後の2011年4月、海に漏れ出た汚染水と同程度の濃度で、東電は漏洩源の特定を急ぐ。

 トレンチは2号機タービン建屋の地下とつながっており、事故直後に建屋側から流れ込んだ汚染水がたまっている。原子力規制委員会は汚染水がトレンチから漏れて、底部に敷き詰められた砕石の層を通じて地中に拡散しているのではないかとの見解を示している。

 東電によると、海から約50メートルの地中に穴を開け、下を通るトレンチの水を26日に採取した。セシウム134(半減期約2年)は7億5千万ベクレル、セシウム137(同約30年)は16億ベクレルだった。ほかに放射性ストロンチウムなどベータ線を放出する放射性物質は7億5千万ベクレルだった。

 11年4月に海洋流出した汚染水は、セシウム134、137ともに1リットル当たり18億ベクレルだった。今年5月以降、トレンチ近くにある観測用井戸や護岸付近の海水からは高濃度の放射性物質の検出が相次いでいる。

 東電は護岸の地中を水ガラスで固める「土の壁」や、トレンチから汚染水を抜き取ることなどで、新たな海洋汚染を防ぎたい考え。〔共同〕

セシウム17兆ベクレル流出か 原発港湾内濃度から試算

東京電力福島第1原発の港湾内で海水の放射性セシウムの濃度が下がりにくい状態が続いていることに関し、汚染水の海への流出が止まったとされる2011年6月からの約1年4カ月間に、計約17兆ベクレルの放射性セシウムを含む汚染水が海に流れ込んだ恐れがあるとの試算を、東京海洋大の神田穣太教授がまとめた。

 東電は、11年4月に1週間で意図的に海に放出した汚染水に含まれる放射性物質の総量を、約1500億ベクレルと推計しているが、その100倍以上に当たる。

 神田教授は「現在も地下水や配管を通じて流出が続いている可能性がある。すぐに調査すべきだ」と指摘している。

約1年4ヶ月で約17兆Bqだから、12PBq/年。セシウムだけでセラフィールドの6倍。でもまだまだこの試算は甘いだろう。

福島第一原発 大量の汚染水処理が課題 (NHK) 

福島第一原発では、事故直後から、1日400トンほどのペースで建屋に地下水が流入し、汚染水となって今も増え続けています。

ひょっとして23億5千万Bq/リットルを毎日400トンくらい2年間太平洋に垂れ流してるのか?!
福島第一 地下水1日400トン海へ 汚染2年以上続く?  2013年8月3日 07時04分

東京電力福島第一原発の高濃度汚染水が海に漏れている問題で、東電は二日、護岸から一日当たり約四百トンの地下水が海に流出し続けていた可能性があると原子力規制委員会に報告した。護岸近くではトレンチ(配管などを通す地下トンネル)などに大量の汚染水がたまり、同原発の専用港でも汚染拡大が確認されている。たまった汚染水が地下水に混じって、海洋汚染が続いていた可能性がある。

 東電は、陸側の地下水が一日十センチほど動いていることや、2号機周辺の護岸の改良工事を始めた直後から地下水位が上昇してきたことから、コンクリート護岸を越えて海に地下水が流出し続けてきたと推測した。

 流出が始まった時期は不明だが、事故発生二カ月後の二〇一一年五月以降、流出が続いていると仮定し、放射性トリチウムの漏出量を試算、約二年間で二〇兆~四〇兆ベクレルが海に漏れたとはじき出した。福島第一で認められるトリチウムの年間放出量は二二兆ベクレルのため、東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「通常の管理と差がない範囲。ただ、問題がないと言うつもりはない」と強調した。

 骨などにたまりやすく、より害の大きい放射性ストロンチウムは試算しなかった。

 ただ、東電の観測でも専用港の各所で採取した海水から放出限度を大幅に超える濃度のストロンチウムを検出。汚染が続いているのは確実とみられる。(東京新聞)

とうとう1日400トンダダ漏れを自白。


[Ray Masalas]Yes those are the orange plastic sausages that protect the pacific from all that nasty leaking radiation. Feel safer now? lol
Ray Masalas氏「はい。これが太平洋を放射能汚染水から護ってるオレンジ色のプラスチック製ソーセージです。安心した?わはは。」


[Ray Masalas]The Geo of fuk. Red dotted line shows where they dug out the mud rock to build it. No wonder it's leaking everywhere.
Ray Masalas氏「フクイチの地形。赤線は彼等が建設の為に掘った部分。あちこち漏れてるに違いない。」

ソースはcryptome.orgに掲載されたフクイチ土木工事概要の3ページの図2地質図
福島原子力発電所土木工事の概要(1) 佐伯正治

ふつうの砂浜だからふつうにあちこちに流出。遮蔽なんてできるのか?できるわけないだろ。事態は深刻だ。 逆にこの地下浸透流がメルトダウンしたデブリを冷却して、その汚染された地下水や海水が海にだだもれ。

浜岡のBWRも似たようなロケーションだがコアキャッチャーのついてない原発はこんなかんじになってしまう。

これからずっと未来永劫太平洋を汚染し続ける訳だけど、これはもう人類滅亡のカウントダウン開始だ。

フクイチは高濃度放射能汚染水で太平洋をジャブジャブ汚染中。そこでTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)登場。ISD条項を使って太平洋諸国の口を封じ。黙らなかったら戦争起こす。

太平洋諸国でTPPに参加して困るのは誰か。日本な訳ないだろ。放射能汚染の少ない食料が安く入ってくる。逆に日本以外の他国は食べて応援することになる。食べて応援に賛同できないTPP参加国にはISD発動。最後は戦争。

放射能汚染された土地で農家はせっせと今でも農作物を作り続けている。TPPに参加すれば外国産の汚染の少ない、しかも安い農産物で農家は壊滅状態になるだろう。それでも生き残った農家には外国に輸出して食べて応援を海外展開していただく。文句があるならISD条項で海外に同調圧力。こじれたら戦争。

潮位変動および密度の非一様性を考慮した 砂浜海岸地下水の非定常過程に関する数値解析 内山雄介
砂浜海岸の地下水、「海岸帯水層」が潮位変動で地下浸透流を起こす。
既に広範囲に汚染は広がってるな。

福島第一原発近くの港湾、放射性物質が高濃度に

東京電力は16日、福島第一原子力発電所3号機近くの港湾で、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質が海水1リットルあたり1000ベクレル検出されたと発表した。

 海水では、昨年12月に検出した同790ベクレルが、事故直後を除く最高値だった。現場は、放射性物質が周辺海域へ拡散するのを防ぐネット(水中カーテン)の内側。8日の測定では同72ベクレルだった。放射性セシウムの濃度も8日の40~50倍に上がった。

 東電は「変動の範囲内の数値」とみているが、東京海洋大の神田穣太教授(化学海洋学)は「新たに放射性物質が陸側から漏れた可能性がある」と指摘。「濃度の変動が激しいので注視が必要だ」と話している。 (2013年7月16日23時22分 読売新聞)

セシウム23億ベクレルを検出 福島第1原発のトレンチ

福島第1原発の汚染水が海に漏れている問題で、東京電力は27日、漏えい源とみられる敷地海側のトレンチ(地下道)にたまった水から、1リットル当たり23億5千万ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。事故直後の2011年4月、海に漏れ出た汚染水と同程度の濃度という。

 トレンチは1、2号機タービン建屋の東側で、原子力規制委員会がたまった汚染水がトレンチ底部から漏れているのではないかとの見解を示している。

 東電によると、トレンチの水は26日に採取。セシウム134(半減期約2年)は7億5千万ベクレル、セシウム137(同約30年)は16億ベクレルだった。2013/07/27 12:21 【共同通信】

コアキャッチャー未装備だから致命的だった。第3+世代原発はコアキャッチャーを標準装備。

これこれ

圧力容器には3回分の燃料があるから、U235の濃度にもよるが、1500万個が炉心にある。

使用済ウラン燃料の1ペレットが60兆Bq。炉心には1500万個装填。

小出先生の六ケ所再処理工場の汚染見積もりが年間33京ベクレル=330ペタBq=330x10^15Bq セラフィールド最悪時の海洋汚染が2ペタBq/年=2x10^15Bq/年

60兆Bq=60テラBqのペレットが1500万個装填された原発が3基メルトダウン

ペレット1つは60兆Bqだから60テラBq 60テラBq=60x10^12に1500万個の15x10^6を掛けると 900x10^18=900エクサBq=0.9ゼタBq=0.9x10^21=9.0x10^20がメルトダウンした。

汚染水の最大の濃度は23億5千万Bq/L=2.35ギガBq/L=2.35*10^9Bq/L

0.9ゼタBqの燃料がメルトダウンしたのに、その1000億分の1の濃度の汚染水流出なんて「薄すぎる」ありえない。

RT @mtx8mg: ⑤福島第一で認められるトリチウムの年間放出量は二二兆ベクレルのため、東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は「通常の管理と差がない範囲。ただ、問題がないと言うつもりはない」

年間放出量から逆算して勝手に40兆Bq(40テラBq)ということにしてる。23億5千Bq/Lと400トン/日とも噛み合わない。

23億5千Bq/L=2.35GBq/Lで、流入した地下水400トンがこの濃度に汚染されるとして
400トン=400,000Lだから、2.35GBq/L x 400,000L/日 = 940,000GBq/日 = 940TBq/日 = 0.94PBq/日
ざっと1日1PBq汚染水を垂れ流してる。

セラフィールドの再処理工場は1982年に2000兆Bqを海に垂れ流したが2000年には7兆Bqまで減らした。
2000兆Bq = 2PBq
セラフィールド再処理工場の1982年の汚染ピークに、たった2日でフクイチ汚染は達する。これは人類滅亡のカウントダウンだ。どれくらい猶予があるのかもわかないけど急がないと。

福島第一原発 汚染水くみ上げ急きょ今週から 8月6日 5時56分

福島第一原子力発電所で汚染された地下水が海に流出している問題で、流出を防ぐために行っている工事で地下水位が上昇していることから、東京電力は急きょ、地下水のくみ上げを、今週中に始めることにしました。 一方、観測用の井戸では新たに放射性物質の濃度が上昇していることが分かり、汚染水対策は手探りの対応が続いています。

福島第一原発では、汚染水の流出対策として、護岸沿いに地中を壁のように固める工事を進めていますが、せき止められて上昇した地下水がすでに壁を乗り越えているおそれがあることが先週、明らかになりました。 このため東京電力は急きょ、小規模な井戸を掘って、今週中にくみ上げを始め、くみ上げた地下水は、一時、地下の施設に保管した後、敷地内のタンクにためることにしました。 当初、東京電力は今月末から地下水をくみ上げるとしていましたが、国の原子力規制委員会から一刻も早く始めるよう指摘を受け、対応を早めることになりました。 一方、高濃度の汚染水がたまっている2号機のタービン建屋に最も近い観測用の井戸で、5日採取した地下水では先月31日に比べて放射性セシウムの濃度が14倍あまり、ストロンチウムなどのベータ線という種類の放射線を出す物質の合計の濃度が46倍あまりといずれも上昇していることが分かりました。 東京電力は濃度が上昇した原因は分からず、今後詳しく調べるとしています。 汚染水を巡っては、事故から2年4か月がたった今も流出の具体的な状況や影響の広がりをつかめず、手探りの対応が続いています。

汚染水をというか地下水の流れを堰き止めると放射能濃度が上昇し、結果的に作業員が近づけなくなる濃度まで上昇するだろう。メルトダウンした核燃料のスケールを考えると今迄の濃度は薄すぎたからな。これは困ったね。本当に困った。

地下水が1日400トン流入して海にダダ漏れる「冷却システム」があるからこそ、放射能濃度が下がっていて作業員が近づくことができるという。これは本当に困った。緊急事態だ。世界の英知が必要なくらい。

汚染水 外洋流出続く 首相の「完全ブロック」破綻

汚染水 外洋流出続く 首相の「完全ブロック」破綻 2014年5月17日 朝刊
東京電力福島第一原発から漏れた汚染水が、沖合の海にまで拡散し続けている可能性の高いことが、原子力規制委員会が公開している海水データの分析から分かった。安倍晋三首相は昨年九月、国際社会に向かって「汚染の影響は専用港内で完全にブロックされている」と強調したが、現実には放射性セシウムはブロックされず、海を汚し続けている。 (山川剛史、清水祐樹)

 かつて海外の核実験により放射性物質が日本にも降り注いだため、国は財団法人海洋生物環境研究所などに委託し海水中の放射性セシウム137濃度などを高精度で分析してきた。原子力規制委員会は一九八四年以降のデータを公開、福島第一の沖合三十キロ付近も調査地点に含まれていた。

 二〇一一年の福島事故で、福島沖の同地点の濃度は直前の値から一挙に最大二十万倍近い一リットル当たり一九〇ベクレル(法定の放出基準は九〇ベクレル)に急上昇した。それでも半年後には一万分の一程度にまで急減した。

 一九四〇年代から世界各地で行われた核実験の影響は、海の強い拡散力で徐々に小さくなり、八六年の旧ソ連・チェルノブイリ原発事故で濃度は一時的に上がったが、二年ほどでかつての低下ペースとなった。このため専門家らは、福島事故でも二年程度で濃度低下が元のペースに戻ると期待していた。

 ところが、現実には二〇一二年夏ごろから下がり具合が鈍くなり、事故前の水準の二倍以上の〇・〇〇二~〇・〇〇七ベクレルで一進一退が続いている。

 福島沖の濃度を調べてきた東京海洋大の神田穣太(じょうた)教授は「低下しないのは、福島第一から外洋への継続的なセシウムの供給があるということ」と指摘する。

 海水が一ベクレル程度まで汚染されていないと、食品基準(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を超える魚は出ないとされる。現在の海水レベルは数百分の一の汚染状況のため、「大きな環境影響が出るレベルではない」(神田教授)。ただし福島第一の専用港内では、一二年初夏ごろから一リットル当たり二〇ベクレル前後のセシウム137が検出され続けている。沖合の濃度推移と非常に似ている。

 神田教授は「溶けた核燃料の状態がよく分からない現状で、沖への汚染がどう変わるか分からない。海への汚染が続いていることを前提に、不測の事態が起きないように監視していく必要がある」と話している。

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