弁財天

ゴフマン「専門家を信じるのではなく、自分自身で考えて判断せよ」

伊方3を再稼動しようとしたらサンオノフレ不具合で糾弾 update10

大飯を停止して伊方3号機を再稼動させるようだ。 PWRは釜を開けるときと再稼動させるときは一次冷却水のホウ素とリチウムに中性子が衝突しトリチウムが大量発生し大気中に垂れ流す。 高温のMOX燃料なのでウラン燃料より大量発生するだろう。 そのアリバイづくりで大阪でガレキを燃やしてるのだと思うわ。

新基準ほぼクリアで伊方原発が再稼働の1番手に 規制委、骨子案了承 産経新聞 2月7日(木)7時55分配信
1号機の核燃料取り出し始まる 伊方原発 2013年02月07日(木)

四電は「3号機の安全対策業務に人を回せる」とし、原子力規制委員会が1月末にまとめた原発の新安全基準の骨子を踏まえ「再稼働に必要な対策を早急に実施し、(新基準が施行される)7月までにクリアしたい」としている。

伊方3号機の安全性総合評価(一次評価)の結果報告 平成23年11月14日 四電

作文のような過酷事故対策だな。 外部電源喪失時のイベントツリーは「失敗・炉心損傷」だらけ。 過酷事故対策が「失敗・炉心損傷」だらけでいいのか。 たった40分しか時間に猶予がないのに、手順をそのときになって東電の猿の会議のように考えるのだろうな。

伊方発電所への新燃料の搬入完了について
伊方3号機はMOX燃料。伊方の燃やしてる燃料も大飯と同じで詳細はまったく不明。

伊方の過酷事故対策のドキュメントはクリフエッジなる言葉を繰り返してるだけ。イベントツリーというチャートでは「失敗・炉心損傷」だらけでどこが過酷事故対策だったのかわからない。何かあるとすぐに諦めて逃げる方針ならメルトダウンして日本は住むとこなくなるぞ。

クリフエッジの意味が津波対策の堤防の高さの意味と原発の状況が大きく変わる限界の意味と混ぜこぜにしてしまって作文にもなってない。ターンキー契約で渡された原発を運転してるだけで事故発生時に何やればいいのか「よんでん」は解ってないのだと思う。

おまいら、こういう訓練やったの?

今のよんでんのイベントツリーは何か失敗すると諦めて異常終了させる シングルスレッドのバッチプログラムのような考え方だ。 実際の事故では複数の障害が同時多発する。イベント駆動型でマルチスレッドな対策手順が必要。 複数のリソースが競合するから排他制御が必要になり、 待ち行列やチーム間のコミュニケーション、 何度もリトライしたくなければ同時実行できる対策も必要。

San Onofre: Edison denies it was aware of plant defects February 7, 2013 | 11:29 am
サンオノフレの蒸気発生装置の不具合をエジソンは知らなかったと表明。どうする三菱重工。

人事異動発令日:3月31日
サンオノフレの蒸気発生装置の加口仁(かぐちひとし)原子力機器設計部長は既に降格済。トカゲの尻尾ですな。原子力事業本部/原子力製造総括部/原子力機器設計部長→ものづくり革新推進部主幹部員

NRC事情聴取
トカゲの尻尾になって、さらにNRCに呼び出されるという。

Edison ignored safety risks at San Onofre, Sen. Boxer says
ロサンゼルスタイムスのでっかい記事になった。 蒸気発生装置の写真でかい。

ムラが三菱重工製の伊方3号機を再稼働しようとしたら、サンオノフレ原発の三菱重工製蒸気発生装置は欠陥を知りながら導入したと米議員が糾弾開始。それも設計に使った熱水力学シミュレーションプログラムなど三菱重工の設計能力を疑われてる。

PWRと言えば蒸気発生装置。それなのにその設計が能力がないだの米からボコボコに言われて、当時の三菱重工の設計部長が左遷されてるとなると非を認めたってことだな。で、その三菱重工製の大飯が稼働中で、伊方を再稼働しようとしてる。ムラは大丈夫だと米にアピールしたいの?

What caused the destruction of San Onofre’s new replacement steam generators? February 6, 2013
火をつけたのは The DAB Safety Team

DAB Safety Teamはウェスチングハウスとアレバに問い合わせて裏づけをとってる。 土人のムラがグローバルなムラから「ムラはじき」にされてる。

膨大なドキュメントの最初に書かれている結論は以下の通り。

A. SONGS Unit 3 FEI Root Cause: Lack of “Critical Questioning & Investigative Attitude” by SCE/MHI
  • Design Causes: Narrow tube pitch/diameter ratio, too many tall tubes and lack-of in-plane supports, Low Frequency Retainer Bars
  • Operational Causes: High steam flows, high fluid interstitial velocities and low steam pressures
  • Primary Mechanistic Cause: Tube-to-Tube Wear caused by Fluid Elastic Instability aka vapor fraction >99.6% aka steam dry-outs, lack of tube damping (no thin water film on tube to release heat) Secondary Mechanistic Causes: Tube-to-AVB/TSP Wear, Retainer Bar Wear1 - caused by flow-induced random vibrations & excessive hydrodynamic pressures (“Mitsubishi flowering effect”)
  • Human Performance Errors:
    1. Lack of solid teamwork, alignment and design reviews
    2. Avoidance of 10CFR 50.90 amendment process
    3. Financial and time pressures
    4. Lack of academic and industry benchmarking (ANO-2, PVNGS 1, 2 & 3)
    5. Complacency and negligence
    6. Lack of NRC oversight
    7. Lack of skills, experience and technology to design & build a CE Replacement Steam Generator

A. サンオノフレ3号機のFEI(Fluid Elastic Instability/流体弾性不安定)の原因:SCE(エジソン)/MHI(三菱重工)の「重要な疑問と調査態度の欠落」

  • 設計原因:(配管間隔/口径)の比率が小さい、高い配管が多すぎ平面の配管受けがなかった。低周波支柱。
  • 操作原因:高すぎる蒸気流量、高い流体隙間速度、低い蒸気圧。
  • 機械的主要因:配管と配管の破損は流体弾性の不安定が原因。別名、蒸気比率>99.6%、別名、蒸気乾燥。配管の立ち枯れ状態の防止(放熱機能の配管の薄い水膜がなくなったこと)
  • 機械的2次原因:配管とAVB/TSP間の破損と支柱破損は、流入がランダムに振動し流体力学の圧力を超えてしまったのが原因「三菱装飾効果(Mitsubishi flowering effect)」
  • 人災:
    1. 強固なチームワーク、統一性、設計レビューの欠如
    2. 10CFR 50.90の改正工程がなかった
    3. 経済的、時間的プレッシャー
    4. 学術的で産業界の指標(ANO-2, PVNGS 1, 2 & 3)の欠如
    5. 自己満足と怠慢
    6. NRCの監督不行
    7. 蒸気発生装置交換におけるCE(Combustion Engineering/燃焼工学)の設計と構築する技術と経験とスキルの欠如
以降の膨大な記述は略。

よんでんの人達はよく読んどいてね。 しかしまぁ、ムラの技術力どころか体制を全否定されてしまったな。御用学者(academic)まで否定されてるわ。

このサンオノフレの蒸気発生装置の設計ミスを誰よりも早く指摘していたのはガンダーセン。 ガンダーセンはフクイチ3号機のプールが即発臨界を起こして核爆発したと指摘した人物。 そのガンダーセンを誹謗中傷していたのがManga BSPとStuxnetのジムストーンだ。

サンオノフレの原因が三菱重工の設計ミスだという話は結局ウェスチングハウスとアレバが証明。 ガンダーセンが正しかったことが証明されジムストーンのうそ臭さが増してしまったwww

と思ってたら日本版Stuxnetである遠隔操作事件の犯人がなぜかサンオノフレのニュースの翌日捕まる。 NHKが「ぬこ」の兄ちゃんの盗撮までしてスピン開始。

遠隔操作事件もStuxnetも原発問題を陽動するためのニュースなのだ。

この一連のイベントはオバマ新STARTから始まったようだ。

エジソンが解決策が見つかるまで振動が少ない70%の出力でだましだまし運転させてくれとNRCにお願いしたら、フルパワーで安全に動くまでダメだと云われたらしい。振動で配管破損して放射能が漏れたあとに、蒸気発生装置が振動するから70%に出力を落として運転してくれと言われたらそりゃあ怒るよな。

サンオノフレは既存の原発の蒸気発生装置の部分交換に失敗した事例だけど、これから日本は既存の原発にフィルター付きベントを追加するんじゃなかったか。なんかやばくね。

NRC Meeting Offers Status Update On Restart Plan For San Onofre
エジソンは2つの質問に答えてない。「認可する期間に100%出力運転が可能なのか?」「振動の原因になった支柱の別の設計はできるのか?」

サンディエゴのロブ・ワイルダー市長「サンオノフレ2号機の再稼動はたとえ70%出力の運転でも 50マイル以内に住んでいる南カリフォルニアの820万人の市民を恐怖に怯えさせる危険な実験だと思う。」「サンオノフレの再稼動は信頼性とコストを考慮して決断すべきだ。そのとき将来の出力調整や再生可能エネルギーやエネルギーストレージでの代価も検討すべきだ。」

振動で配管が破損して放射能で汚染した一次冷却水が漏れたのに70%に出力を落として運転しろなんてよく提案できるな。土人ムラの代表である三菱重工らしい。振動が減るだけで配管がまた破損するとみんな考えるだろ。地震の多い西海岸で壊れた原発を無理やり稼動なんて一種のショックドクトリンか。

カリフォルニア州のバーバラ・ボクサー議員がNRCに送った手紙でふれたエジソンが蒸気発生装置設置前に知っていて改善提案を拒否したとするデータはまだ公開されてない。自然保護団体は独立した専門家が状況を判断するからデータを早く公開しろといっている。

カリフォルニア公益事業委員会がエジソンが蒸気発生装置の修理費用を1億ドル水増しして地方税納付者に請求していると発表

2013年2月7日サンオノフレ蒸気発生装置デグレ問題 NRC聴聞会トランスクリプトML13050A785
加口仁原子力機器設計部長証言

Boxer: New documents show San Onofre nuclear plant cut corners on safety (PDF)
バーバラ・ボクサー議員が三菱重工が安全性をはしょったというドキュメントを公開。

San Onofre insider says NRC should not allow nuclear restart
「NRCは再稼働を許可しないだろう。」19400本の17%の配管が破損している。蒸気発生装置は高圧で運転するが、これでは危なくて再稼働できない。仕様変更が多すぎた。三菱重工はサンオノフレ級の大型設計は未経験だった。10年の耐久性で低コストにしすぎた。←とうとう三菱重工は引導を渡されましたな。

核武装や右傾化が理由ではない。ポンコツ原発を安全対策なしに無理矢理再稼働するから対日包囲網ができるのだ。世界は日本のPWRがサンオノフレ程度の品質だと思ってる。3号機はポンコツBWRのMarkⅠ型で無理矢理兵器級プルトニウムのMOXを燃やしたと思われてる。信頼ゼロの国家包囲網。

投稿されたコメント:

なんだか三菱重工原子力機器設計者、実名まであげて・・・少しびっくりしました。降格なさったんですね。

投稿者 のん 投稿日時: 2014年3月18日 午前 02:36 JST #

コメント
コメントは無効になっています。