弁財天

ゴフマン「専門家を信じるのではなく、自分自身で考えて判断せよ」

ECCS(非常用炉心冷却装置)が原子炉を破壊する update2

1992年7月28日のスウェーデンのBWRでの安全弁の開放ミスでECCS(非常用炉心冷却装置)が作動。この事故で2つのECCSポンプ吸込ストレーナが目詰まりを起こした。

スウェーデンのBWRで起きた事故での現象。ML023010606の53-54ページ。

  • ECCS稼動させるとパイプの破損やバルブ開放等によって発生した蒸気噴出(steam jet)が構造物を大量に破壊した。
  • 結果としてガレキの山を生成しサプレッションプールに流れ込んだ。
  • そしてストレーナ(吸水口フィルタ)の上に積もって目詰まりを起こした。
  • 結果として仮定条件でストレーナの圧力降下が大きくなった。

ストレーナと言ってるのはドーナツ型のサプレッションプールの吸水口のフィルタのこと。冷却機能喪失時(LOCA)にドーナツの水を冷却に流用する設計。しかし実際にECCSを作動させると蒸気ジェットが原子炉を破壊。破壊されたガレキが吸水口に詰まって冷却水が循環しなかった。

ECCSなんて配管しただけで実際に動作させると強烈な蒸気のジェット噴射が原子炉自体を破壊してしまうという。さすがGE製だわ。この延長線上に日立が大間原発を建設中。英にもABWRを輸出する予定。

長い間原子炉の釜が中性子に晒されていると脆性劣化してパリンと割れるという話は陽動。 まだ脆性劣化してない新品の原子炉でもECCSを稼動させると強烈な蒸気噴出が原子炉自体を破壊してしまう。 ムラはポンコツECCSの話を隠蔽したかったのだ。

Ml 023010606

1979年NRC USI A-43 「格納容器緊急時封じ込め性能」の基準確立。 長時間LOCA状態が継続するときのBWRとPWRでの冷却水の再循環方式を研究。 1985年12月3日 85-22 LOCA後の冷却水再循環がガレキで停止する可能性。 規制1.82 R1 「LOCAが長期間に及ぶ時の水源の確保(10 CFR 50.59)」、 そして1992年7月28日のスウェーデンのBWRでの安全弁の開放ミスでの2つのECCSポンプ吸込ストレーナの目詰まり。 何度も何度も何度もムラには「人の振り見て我が振り直す」チャンスがあった。 それを同調圧力でもみ消してしまった。


当たり前の話だがECCSの動作確認は定期点検時に燃料をオフロードした状態で行ってる。実際に作動させる状況とは全く異なる。温度も配管の蒸気圧も低い状態。この条件で動作確認できたからといって過酷事故発生時に配管が破損せず、ストレーナが目詰まりすることなく動作するとは言えない。この安全確認は無意味。

蒸気凝縮系ECCSを調べていて驚いたのは 小泉政権時に浜岡1号機の配管断裂事故のあと非常用復水器を撤去した話。
浜岡1号機でも同じような事が起きていた。原発の稼働中にECCSを作動させると蒸気の圧力で配管断裂。ジェット噴射で周辺を破壊。ECCSは非常時にまともに動作しないのだ。

Magna BSPの爆発、Stuxnet感染、人工地震と直下型地震、地下実験室での核兵器開発、釜の脆性劣化、RCCSバルブのバッテリー切れ、メタンハイドレートの爆発などなど陽動を含めたいろんな原因が拡散。
しかし、MarkⅠ型は新品でも原発の稼働中にECCSを作動させると配管が断裂、蒸気のジェット噴射が周辺を破壊。ガレキがサプレッションプールに流れ着いてストレーナに詰まる。蒸気を凝縮させて再循環させる冷却系がまわらなくなるので冷却不可能になりメルトダウンする。

投稿されたコメント:

コメント
  • HTML文法 許可