弁財天

ゴフマン「専門家を信じるのではなく、自分自身で考えて判断せよ」

カザフスタンBN-350高速炉廃炉時の燃料溶融と再臨界。これが「もんじゅ」廃炉の課題。 update6

ナルコレプシー(居眠り病)は神経伝達物質システムの障害で起きる。
カザフのBN-350でもんじゅの廃炉が気になったので切り出し。

もんじゅ廃炉「工程ありき心配」 安管協で委員が不安の声 2018年1月18日 07:52
もんじゅの廃止措置計画などについて説明があった県原子力環境安全管理協議会=17日、福井県敦賀市の福井原子力センター
 福井県原子力環境安全管理協議会(安管協)は17日、福井県敦賀市の福井原子力センターで開かれた。高速増殖原型炉もんじゅの廃炉作業の第1段階となる炉心燃料の取り出しについて、委員からは「工程ありきの拙速によるトラブルが心配」などと不安視する声が相次いだ。
 燃料取り出しは廃止措置計画の認可後、2022年末までに炉心などから530体の燃料を取り出し水プールに移す。取り出し実績は過去2体しかなく、委員からは経験不足を危惧する意見が出たほか、「安全がしっかり担保されるよう、拙速感が出ない丁寧な作業を」と求める声もあった。
 このほか、30年にわたる廃炉作業の技術継承や人材育成に関する質問も相次ぎ、委員の1人は「世間は人手不足で中小企業も困る状況の中、下請けまで見通した人材確保を考えているのか」とただした。
 日本原子力研究開発機構の伊藤肇理事は、技術継承について「現有メンバーに電力、メーカー、海外技術者の経験や技術を移転したい」と強調。人材育成に関しても「廃炉作業はできる限り地元企業にお願いしたいので、技術力を育成する場を提供する」と話し、地元大学や高校と連携していく考えも示した。

もんじゅ設計  廃炉想定せず ナトリウム搬出困難 毎日新聞2017年11月29日 06時40分(最終更新 11月29日 06時40分)
高速増殖原型炉「もんじゅ」=福井県敦賀市で、本社ヘリから大西岳彦撮影
 廃炉が決まっている高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、原子炉容器内を満たしている液体ナトリウムの抜き取りを想定していない設計になっていると、日本原子力研究開発機構が明らかにした。放射能を帯びたナトリウムの抜き取りは廃炉初期段階の重要課題だが、同機構が近く原子力規制委員会に申請する廃炉計画には具体的な抜き取り方法を記載できない見通しだ。
通常の原発は核燃料の冷却に水を使うが、もんじゅは核燃料中のプルトニウムを増殖させるため液体ナトリウムで冷やす。ナトリウムは空気に触れれば発火し、水に触れると爆発的に化学反応を起こす。もんじゅでは1995年にナトリウムが漏れる事故が起き、長期停止の一因になった。
 原子力機構によると、直接核燃料に触れる1次冷却系の設備は合金製の隔壁に覆われ、原子炉容器に近づけない。また、原子炉容器内は燃料の露出を防ぐため、ナトリウムが一定量以下にならないような構造になっている。このため1次冷却系のナトリウム約760トンのうち、原子炉容器内にある数百トンは抜き取れない構造だという。
 運転を開始した94年以来、原子炉容器内のナトリウムを抜き取ったことは一度もない。
 原子力機構幹部は取材に対し「設計当時は完成を急ぐのが最優先で、廃炉のことは念頭になかった」と、原子炉容器内の液体ナトリウム抜き取りを想定していないことを認めた。炉内のナトリウムは放射能を帯びているため、人が近づいて作業をすることは難しい。
 原子力機構は来年度にも設置する廃炉専門の部署で抜き取り方法を検討するとしているが、規制委側は「原子炉からナトリウムを抜き取る穴がなく、安全に抜き取る技術も確立していない」と懸念する。
 もんじゅに詳しい小林圭二・元京都大原子炉実験所講師は「設計レベルで欠陥があると言わざるを得ない。炉の構造を理解している職員も少なくなっていると思われ、取り扱いの難しいナトリウムの抜き取りでミスがあれば大事故に直結しかねない」と指摘する。【鈴木理之】
 【ことば】高速増殖原型炉「もんじゅ」
 プルトニウムとウランの混合酸化物を燃料に、発電しながら消費した以上のプルトニウムを生み出す原子炉。出力28万キロワット。原型炉は実用化までの4段階のうちの2段階目。1994年に運転開始したが、95年に2次冷却系のナトリウムが漏れる事故が発生し、長期運転停止。その後も点検漏れなど不祥事が相次ぎ、約250日しか稼働しないまま昨年12月に政府が廃炉を決めた。
ぐは。燃料溶融の前に、取り出せない設計w。ありえねー。これが東芝がとんずらした理由か?

「もんじゅ」技術的に廃炉のめどは全く立っていない(2016/12/08 11:52)
福井県の高速増殖炉「もんじゅ」について、政府は今月中に廃炉を正式決定しますが、その一方で、技術的にもんじゅを廃炉にするめどは全く立っていないことが分かりました。

 もんじゅは普通の原発とは異なり、冷却に水ではなく、ナトリウムを使っています。原子力機構などによりますと、原子炉を直接、冷やすナトリウムは放射線量が高いことなどから、取り除くめどは全く立っていないということです。また、廃炉の前提になる燃料の取り出しも最短で6年かかるとしています。政府は廃炉に向けた研究拠点を福井県内に作るとしていますが、廃炉にする方策がないため、研究せざるを得ない実態が浮かび上がります。一方、廃炉には巨額の税金が投入される見込みですが、政府は費用の見積もりを公表していません。
まぁ、そうだろうな。カネ以前に風下の国民を皆殺しにしない廃炉方法は不明なはず。


1993年(平成5年)2月25日 【カザフスタンでは現在、高速増殖炉原型炉である 「BN-350」(電気13万5千KW)がカスピ海沿岸のシフチェンコで1973年から稼働しており、 発電だけでなく海水脱塩に使われているが、】


1993年(平成5年)12月16日「カザフスタンの原子力長官来日」


1994年(平成6年)9月15日 【ASAから内容に問題があると指摘された広告は、 「カザフスタンの核実験の犠牲者」と説明がつけられた水頭症の子供の写真を掲載したもの。】


1994年11月10日 「核物質管理で技術研修者を受入」 「ベラルーシ、カザフスタンから」 「両国は、すでに核不拡散条約(NPT)に加入し、 この条約に従い国際原子力機関(IAEA)の保証措置を受け入れる義務を負っている。 しかし、核物質の計量管理や防護を行うための施設の整備、保障措置に関わる人材などが 極めて不足しているのが現状だ。」


1995年(平成7年)2月23日 「カザフへの核不使用で声明 中国」 「中国は、安全保障を希望するカザフスタンの要求を完全に理解する。 中国政府の一貫した立場は、非核保有国と非核地帯に対する核兵器の使用または威嚇を 無条件に行わないというものである。」


1997年(平成9年)8月28日 「ふげん」などの技術を利用。BN-350炉に計量管理技術。 「ふげん」や「常陽」「もんじゅ」などで培った技術を基に安全支援の一実行機関として 支援活動を行っているペスコ社の金子暁通代表取り締まり役社長に、 ロシア、リトアニア、カザフスタンの三か国への技術支援協力の現状と課題などについて紹介してもらった。


1997年(平成9年)9月4日 「カザフ共和国のBN-350内での打合せ」


1998年(平成10年)4月2日 「しかし2003年に設計上の寿命を迎えるため、 米国の協力のもとで廃炉措置を取ることが決まっている。」


2000年4月13日 「昨年中に閉鎖となったのはカザフスタンのシェフチェンコ発電所(高速増殖炉BN-350)」 「カザフスタンが原発国から外れたため、」


2000年7月20日 「①カザフスタンでは経済・財政状況の逼迫により、研究施設のゴーストタウン化が進んでいる」 「④カザフスタンは原子力に期待しているほか、核実験による被爆国としてわが国との共通性を 強く認識し、関係強化を望んでいる」


2000年(平成12年)9月14日 「中でもアクタウで閉鎖されたBN-350型のFBRであるシェフチェンコ炉については 米国はすでに同炉が稼働中の98年から専門家を現地に送って使用済み燃料の安定性を高めたり、 盗難の危険性を軽減するなどの作業で協力してきた。」
「99年12月に除染作業やナトリウム冷却材の非活性化および取り出しなどの廃止措置で 両国は正式に協力協定を締結した。」


2000年(平成12年)10月26日 「日米研究協力を協議」 「藤家委員長代理は、まず4日に米国エネルギー省(DOE)でモニッツ・エネルギー・科学・環境・担当次官、 マグウッド原子力科学局長ら幹部と会談し、」 「③特にロシアの高速炉BN-600を利用した余剰プルトニウム処分に関してリーダシップの継続を期待する」 「カザフスタンの高速炉BN-350の廃炉に関する協力に日本が参加するよう希望する」

ぐはは。モニッツとマグウッドの手におえないBN-350の廃炉w
なので土人にバトンタッチ。


2001年(平成13年)2月28日 「EAGLE計画」
「サイクル機構 カザフと高速炉の安全研究」
「再臨界を防止 炉心損傷時」
「IGRは黒鉛減速パルス出力炉で、数秒間という短時間に大きい出力パルスを与えて、 試験用の燃料を溶融させることが可能なため、」
「高速炉炉心が損傷した場合でも、溶融した燃料が炉心から早い時期に排出されれば 過酷事故への拡大が回避できる」
「炉心損傷時の再臨界の主な原因となる溶融燃料がひとつに集中する動きに至らないことや、 これを確実にするための設計方法の有効性を確認」

このEAGLE計画の存在自体がBN-350廃炉で何が起きたかを物語っている。

オレ的に読み替えるとだな。
「高速炉炉心が損傷して溶融した燃料が炉心から早い時期に排出されてしまった。 高速炉はメルトダウンせず過酷事故は回避されたが、風下に放射性の希ガスを垂れ流してしまい国土全体が汚染される結果となった。」
「今ではカラチの町全体でスリーピーホロー、ナルコレプシー(居眠り病)症状がでて、Betpak-dalaではレイヨウが15万頭同時大量死するようになってしまった。311との相乗効果だ。」
こんなw


2003年(平成15年)8月7日 「被ばく治療に医師支援団 8月にカザフへ」 「ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト」

で、そのプロジェクトの報告がこれ。
「ヒロシマ・セミパラチンスク・プロジェクト」のPDF

セミパラチンスク市(地図ではセメイ)とクルチャトフを含むセミパラチン スク核実験場とその周辺の地図を次頁に掲げる。この地図が、実験場の東側に 偏っているのは、後述のように、風向きのため被害が実験場の東側に集中して いるからである。

当たり前の話だけど、セミパラチンスク核実験場の東側で放射能被害が起きた。 北半球では偏西風が西から東に吹くからだ。 そしておもしろいのはスリーピーホロー現象が起きたカラチ(Kalachi)はカザフ中央の北にある都市で、核実験場の北西にあたる。 レイヨウ15万頭が死んだBetpak-dala湿原も核実験場の西にある。 両方とも風上なのだ。 廃炉になったBN-350はカスピ海の東岸のアクタウに存在。 カラチとレイヨウが大量死した湿原から見て西にあるのだな。 これがちょー気になっている。

こ、これは、いよいよ世耕1984総理大臣の出番ですな。次期総理の任期は20万年になるかも。

下手すると周囲200マイル(320キロ)風下1500キロの生物がカザフのレイヨウ15万頭みたいに即死するわけですな。 近畿大学を福井県に移動させるか?

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